葬儀のカリスマしょうたが教える。

葬儀で故人らしさを活かした祭壇をお考えの方へ

2017年02月12日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬儀の祭壇と言えば宗派にもよりますが、白木でできた祭壇とに菊の花を生けてシンプルに整えられ、中央の故人の遺影を手掛かりに、参列者は故人との想い出を振り返る…といった形式が一般的ですよね。宗派による違いの他は、ほとんど同じような空間の中で行われる葬儀。しかしお見送りする故人の人柄は多様で、故人ならではのエピソードは多数あるはずです。そんな人柄が感じられる空間を作ることで、集まってくれた参列者と共に故人の人柄や想い出を豊かに思い出し、共有できるサービスがあります。

個性あふれる「故人らしさ」を大切にしたお見送りを検討してみてはいかがでしょうか。まず、故人の人柄や、好きだったもの、趣味などを思い出してみましょう。花や植物が好きだった方、あるいは花のように明るい笑顔が素敵だった方、花にまつわる想い出がある方、であれば、花にこだわった式も良いでしょう。一般的には菊等の仏花をお供えするのが基本となっていますが、斎場によっては季節に合わせた花や指定の花を、予算に合わせてふんだんに使用できる専門の斎場があります。また、近隣の斎場でも多少のリクエストが可能な場合があるかもしれません。

気になる斎場に希望を伝え、問い合わせてみると良いでしょう。また、花以外にも故人にまつわる写真や書籍、趣味の関連用品などを展示して、故人の個性を表現することもできます。スライドショーを流してみても良いかもしれません。斎場によっては式場の空間全体を故人らしく飾り付けてくれる場合もありますし、近隣の式場でも、可能な範囲で置かせてもらうこともできるでしょう。電池式のタブレット等があれば写真のスライドショーは簡単に設置できますし、可燃性のものであればお見送りの際棺に一緒に入れてあげることもできます。祭壇へのこだわり方や程度、予算や斎場へのアクセスのしやすさ等も併せて明確化して斎場選びや準備を行うことで、遺族が穏やかで充実した時間を過ごしながら故人を見送ることができるような葬儀ができるはずです。