2018年03月07日
葬儀業者は東京や大阪、名古屋などの都市部を中心に日本中にたくさんあります。地方の郊外などでは、業者を必要とせず、地域住民が協力してひとつのご家族の葬儀をサポートするという風習が残っていますが、都市部ほど近隣者間の関係が希薄ですので、葬儀の際には葬儀業者のサポートが必要不可欠であるということです。
その業者の規模はさまざまなところがあります。大手として全国展開している大きな企業もあれば、小規模の個人経営の葬儀屋もあります。どちらを利用されるかはご家族や、あるいは故人自らのご遺志によるものですが、その業者それぞれの個性、内容の違いなどはしっかりと把握しておく必要があります。
個人で経営されているような小規模のものが、必ずしもサービスの質が低いとは限りません。古くから代々受け継いできた家業として、大手にはないノウハウをしっかりとつかんでいる業者も存在します。また地域によっては、その土地の風習、独特な文化による葬儀形式があるところがあり、大手では知りえないことを、個人経営の葬儀社は知っているということもあります。
料金やプラン内容に関しては、インターネット上の公式サイトに掲載されていることもありますが、業者に直接問い合わせをすれば丁寧に教えてくれます。積極的に情報を取り入れて、複数業者の中から比較検討して適切なところを選ぶということが大切です。
故人のご遺志を尊重したお式を催せる業者が望ましいでしょう。